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2020年08月16日

ニューロッド着手

ステイホーム期間中のお盆休み。
皆さん如何お過ごしでしょうか。
ボクは今日も仕事です。

しかし宇都宮人は何故こんなにも大洗が好きなのか。。。(偏見!!)
地元のコンビニ駐車場にも溢れかえる宇都宮ナンバー車両。
まぁ、それに乗る若者たちは最高に充実した顔して楽しんでいるから良いけどさ。

当然釣り場近くのくそジャマな路上駐車も。


そのうち大洗に「みんみん」の支店でも出来そうな勢い。


さぁ愚痴はこれ位にして本題の竿造りを。
依頼品もあるのですが、どうしてもグリップ構造が納得いかず作っては壊しを繰り返しています。


さて、先日リールを買いたい病に掛かり、12イグジストと17スティーズと迷った挙句、08月下美人とファンネルを追加するという結果になりました。
当然スプールは以前に買い足したシルバーナスプールでハンドルもスプールも併せて黒に統一。思ったよりも巻きが軽かったので改めてメンテ不要か?と思いつつも開けてみたらグリースが飛んでカラカラでした。まだまだ修行が足りませんね。。。ベアリングは交換だな。

って事で、リールを買った高揚感そのままで放置していた製作途中のブランクを使って月下美人にコスメを合わせた竿を作成。
高密度カーボンソリッド棒を削り出して先径0.3㎜のショートソリッドを継いでいます。

買ったはいいが、どこに使うか?まで考えておらず放置していた四軸パイプをハンドルに使い「今風」な見た目に。
ブランクは以前購入した国産?B品です。諸元は一切不明。


特に拘りは無く、特に新しい試みもなくベーシックかつ、やっつけの突貫工事です。
今回も自重に拘りを置かず、軽量化にほぼ気を使わず作っているので約70gチョイで完成の予定。

装飾はリールに合わせて黒ベースにシルバーのピンラインで統一した。(スレッド巻いてから写真撮ってなかった)
レングスは610で繊細なカーボンソリッドティップにハリの強いバットの「Lim Finesse Tune」です。
現在は、嫌いなラッピング作業中ですが、ボクにはお盆休みというモノは存在せず仕事と夜釣りの合間にチョビチョビと作業を進めています。
まだ、これ用のネームも印刷してないや。。。
ティップ0.3㎜だと合わせるトップガイドが無いんだけど、色々面倒なのでアロンで嵩上げしてLF突っ込む予定(笑)

因みに買った月下美人はこんな感じに。


扁平アジで入魂は済みです。

  


Posted by T&Co. at 10:51Comments(0)簡単ロッドビルド

2020年07月16日

未完成ながら使える状態

朝にシルバーチップでコーティングしたので、夜には硬化していました。
ラッピングを終えた直後に一気コーティングのストロングにて粗雑な工程!


まだもう1回コーティング必要かな。でもなんやかんやと何とか使える状態まで漕ぎ着けたSGB710MHS(スーパーグラビングボロン(いや違う))


で、窓から見える木々はバッサバッサと風で揺れていますが、とりあえず試しに30分程近所の海へ。
組み合わせは19セルテート買ったら相手が居なくなってしまった12ヴァンキC2500HGS。
やっぱハイギア苦手だな。。。



今回は小口径の糸抜けを重視しバットガイドを少し離して乗せてみた。急テーパーブランクのバットの硬さを殺すようなセッティング(笑)
お陰で?糸抜けは良い感じだけど着水直前に少しラインがバタつくのは強い横風のせいか?詰まる感じは無かったからもう少し投げ込んでみるか。
ガイド間隔は図ったことありません。持って生まれた「天性の勘」頼みです。
仮止めで曲げてチョットずらしてを繰り返しています。でもリールシートからバットガイドの距離・チョークガイドの位置と高さなどの因果関係には未だに明確な法則を見出せず未だトライ&エラーの手探りです。

今回初のDRSSを使ってみたけど余り違和感は無かった。
すでに数年近く熟成させていたけど相変わらず美しい使い方を見出せないシートです。



製造コストは自分用なので相変わらず低いです。
材料費は25千円位かな?部屋(ストックヤード)を漁ってパーツを探し出して作ってるので、正確な金額は分かりません。でもメタルパーツはKDフードの2つのみ。
装飾にコミ部入れて4㎝程4軸パイプを使ってみた。
EVAはJA産の灰色。濃い塩ビ管色に染めようと思って塗料買ったけど今回は長いモノを使ったので染色は次作の予定。
やっぱ白っぽいなぁ。。。
エンド付近のシェイプが足りずメリハリ不足を感じる。集中力不足の大雑把。
完成!というまでにはもう1回コートとネーム付近の研ぎ出しが必要かな?


やべぇ事に気付いた。
この竿が今年1本目じゃん。  


Posted by T&Co. at 12:09Comments(0)簡単ロッドビルド

2020年07月07日

長尺&ソリッドティップ竿

まずは お礼
ボクの前回の記事に貼り付けたマグバイトのバケツをご購入頂いた方、ありがとうございます。
バケツだけでなく、併せてカルディアLTまでお買い上げ頂いたおかげで、ボクの頭上にアジアダー2袋分のポイントが落ちてきました。
しかし、ポイント倍増キャンペーン期間は6月15日までで、ボクの記事をアップしたのは17日。すでに終わっており倍増はしていない。っつうケアレスミスを犯しましたが、とても感謝しています。ありがとうございました。


久しぶりに竿を弄っています。


この竿を制作する切っ掛けは、2019年4月仙台のフィッシングショーで見たまだ銘の無いソルセンのプロト76MHS。

後にスーパーDアタッカーとして発売された竿。
パキパキのブランクに細いソリッドティップという今迄触れたことのない組み合わせがとても面白そうだった。
当時の記事はコチラ

帰ってスグにブランクを見繕い、スーパーショアの76MLを購入。
ガチのMHブランクでは余りにもアレすぎるのでコレ位が丁度良い。
っても、ティップ1.3mmで竿元が13.0㎜越えという結構アレなハイテーパーなブランクだから。

10㎝程ティップを切り台湾製の真偽不明な30t?ソリッドをシェイプし先径0.7㎜で約25㎝接続。これで710に延長。
その後はエポキシ完全硬化を狙い年単位の長期熟成に。。。。。
余談ですが、そもそも台湾のソリッドのトン数は信用していません。
じーさんが手で曲げた感触で  ん!コレは30t。。。って区別してんじゃねの?って位に疑っています(笑)
もしくは謎工場の社長が言うがまま。
みんな台湾のブランクを有り難がって使っているように見えるけど、ほかに選択肢が無いだけだよ。
安定供給の国内工場があったら速攻で皆乗り換えると思うよ?




そして今年、シーズンも始まりつつある現在、ついに制作に動き出し#1の玉口をカーボンテープで追い補強。高弾性のテープで巻きあげてエポで圧着しお得意のデカールでごまかす!!
別に軽量化を目指している訳でなく、スレッド巻いてエポキシをたっぶり塗ったモッコリ感が美しく感じないだけです。機能的に強く細い糸で巻いているだけなので原理は一緒で、個人の美的感覚に拘っているだけです。

リールシートは仮組ではIPSだったが、今回気の迷いで初めてデジーノ製DRSSを使うことに。
DRSSはモデルチェンジ後の現行軽量化タイプを使用しています、正月に勢いで買って半年の短期熟成。
旧タイプも既に数年熟成中ですが、これはもっと先重りするセッティングの竿に使おうと思います。
さてDRSS。。。見た目は良いんだけど、ボク的にはセパレートでの組み合わせがどうにもピンと来ないので、今回はストレートグリップで制作。元々お得意のPro4EX風IPSセパレートで想定し制作していたデカールが、レイアウト変更に伴いボツになり再制作しました。現在はグリップの灰色EVAを削っています。



工程ですが、ガイドセッティングと、ガイドフット削りまでは既に終えているので、スレッドカラーを煮詰めれば時間も掛からず完成できるはずですが、ココからも長いのがボクなのです。。。。

今シーズンは使えるのか?再び長期熟成に入るのか?


  


Posted by T&Co. at 17:38Comments(0)簡単ロッドビルド

2020年03月06日

フルカーボンIPSへの道2

ぬぁぁぁぁ!メンドくせぇぇ!
エポキシコーティングで細かいエア噛みは消せたけど、ブツは残っちゃうの当たり前じゃんか。


更にマジョーラパウダー乗せてみたけど、薄塗りは細かい弾きが明瞭に出ちゃう。
水研ぎして均しちゃうと粉が乗らないし、ガッツリとエポキシ盛っちゃうとサイズ狂うし。

嫁に
・・・・カナブンみたいだね。
と言われて悔しい。

バカ野郎!!
バス釣りでマジョーラ塗装は成功者の証なんだよ!
このマジョーラ塗装こそが異次元な感度の秘密なんだよ‼
と小一時間説明したいけど相手が悪い。
大先生を知らないこいつに説明することは飼い猫に説明するのと一緒だ。


この2個はお試しで作ってみて、思い通りに作れたら本格的に型取りして量産しようと思ったが、この2個で終わりかな?

まぁ、簡単に出来るなら、とっくに色んな人がやってるわな。

  


Posted by T&Co. at 10:44Comments(2)簡単ロッドビルド

2020年02月28日

フルカーボンIPSへの道

以前、中途半端にカーボン化したIPSシートを思い付きで更にバージョンアップすべく、今回は前回純正パーツを切り取り使用した鍔部分をカーボン樹脂で製作中です。
依頼品はアーバーの形成に手間取って苦戦中。

関係ないマテリアルも写っています。

カーボン樹脂は、変態的なパーツ製作で注目を集める某東北の弐號氏の手法を踏襲して粉末カーボンにチョップドファイバーを混ぜて作成。



今回は手元に転がっていた16.0mmパイプをベースで作ります。
平面型取りなら簡単ですが、縦横面のある3D形成なので面倒でした。



荒削りして細かいところを形成して磨き作業をしていきます。

磨けば磨く程線キズが目立ってきて腹が立っていたが、よ〜く見ると混ぜたカーボン繊維だった。
  


Posted by T&Co. at 00:05Comments(0)簡単ロッドビルド

2020年02月01日

お買い物2

急遽休みを取ってブランクの仕入れ。


全8本。
同じの6本!

あぁ...またヘソクリ消えた!


59で1.4-8.5mmで25.3g
コレは...良いぞ!と6本購入(笑)

後はバス用ベイトの小型巻物用の66柔らかめ。
あとライトな長尺82。

うーん大満足。

申し訳ないが、詳細はまだナイショです。

弐號氏にはとても大事なコトをメールしたのでチェックする事(怒)





あとはライフワークとも言える灰色EVA探し。


灯台下暗しとはよく言ったものである。

まさかのAmazonで発見!
サスガ我らのAmazon。農協デットストック旧パケ品。

発注し決済も終えて半日も経たずに見知らぬ番号から着信。
マンションの営業を疑いながら出てみると、Amazonの出品者。

注文頂いたグレーのEVAなのですが、長いのが色が他と違い薄いんです。。。どうします?

そうです。ストレートパイプだけボクの苦手なホワイト寄りのグレー。

しかし、以前よりグレーEVAに携わるボクはコレに関しては解決策を見出しているので躊躇わずOKを出す。
大丈夫ス!手続き進めて下さい!と。

出品者のアングラーズバリューさん。
ご丁寧に確認頂きありがとうございました。


この色の解決法は追って報告します。
需要あるか知らんけど。




  


Posted by T&Co. at 00:00Comments(0)簡単ロッドビルド

2020年01月12日

デジーノパーツが届く。

今更ですが明けましておめでとうございます。
今年もブログに広告が出ない程度でギリギリ続けたいと思います。

さて、お正月に実家である名古屋に里帰りしデジーノでパーツを買ってきました。
嘘です。ネットで買いました。


※名古屋が実家とかも嘘だからね!信用しないで。


DRSSシートとソリッド。
写真に乗ってるこれだけで割引後でも万円払ってジャラ銭しかお釣りで戻ってきません。どうなってんだ。FujiのIPSなんて1個700円だぞ。これをアホみたいな個数買ってる金銭感覚のオカシイ人達も居るなんて。

そろそろ「著作権・知的財産」という概念を知らない第三国が作り出して蟻で売り出すんじゃないかと思っています(笑)




まぁいいや。
感想としては、旧DRSSよりは大幅に軽量化されていますね。
しかしコレは僕には今のところデメリットです。

なぜなら、このDRSSはセパレートにはビジュアル的に向かないと考えているから。
作るならストレートグリップかな。
特に7ft以上でソリッドティップの竿を作る場合は、軽量化されたPCG風セパレートではバランスをとるのが難しくハンドルが長くなりがちで、操作性が悪くなるので、操作性優先でハンドル長を短めに作りたい場合は、ストレートグリップでそのグリップ自重をロッドバランスのメリットに出来ると考えています。
現在手掛けている長尺では、久しぶりにストレートグリップで温めていた旧式で重い方のDRSSを遂に使う予定です。


お次はソリッド。
一番細い18㎝のソリッドを購入しました。
0.5㎜-1.3㎜のサイズはチタンに通じるモノがあります。
普段使いのチタン竿と同じように作ればチタンとソリッドの感度の違いが分かりやすいかな?と思って。
はっきり言って諸元を全く信用していない台湾ソリッドを同じように削ってみれば、その違いも分かるかな?

気が向けば試してみます。

※デジーノパーツの入手について
当記事の投稿日現在、販売は終了しています。
次の販売等はボクには分かりかねますので、パーツ販売の質問等はご遠慮ください。






新年にあたり。

多くのアングラーさんはメーカー既製品から自分の好みに合った竿を選ぶと思います。
尊敬するプロアングラーを追いかけて製品を使う人もいるでしょう。

しかし、このメーカーの竿は良いけどグリップ周りがセンス無い。とかありません?
自分で竿を作るという事は、こういったパーツ選びから始まります。
100%自分の好みで作ることができます。
ブランクを選び、リールシートを選び、グリップ素材、スレッド色、ガイドの種類から径も配置も自分で考えます。
更に多くの人は既製品パーツにも大胆に手を入れとことん自分好みを追求します。
ただ、選んだ・作ったパーツを組み合わせて自身の好み通りに仕上がるかは自分次第ですが。

手っ取り早く知り合いのビルダーにオーダーするのは、90%以上は自分の好みが反映されるでしょう。
しかし残りの数%はそれを作るビルダーの主観や固定観念が必ず入ります。



ネットで必要な情報は何でも拾える現在、今年はロッドビルドに挑戦するのもおススメですよ。
ボクのブログは、制作方法の説明はほとんど載せていません。(意図的に)

工法とかは、他の親切な方のブログをご参照ください。
分からないことは遠慮なく何でも聞いてください!

・・・その親切なブログ主さんに(笑)




PS.来週18日は横浜に新製品釣り具を見に行く予定ですよ。
新しいルビアスもツインパもクルクルしてきます。
レポートをお楽しみに。  


Posted by T&Co. at 16:29Comments(2)簡単ロッドビルド

2019年09月25日

JAのSPI621ULを使ってみて

今年のフィッシングショーで数少ないビビっ!ときた新製品。
Justaceの新製品SPI621UL。
春先に購入し暫く放置していましたが無事完成し最近、近所の港で試しています。


結論ですが、アリです。



タングステン3.8㎜にレンジクロスSSの自作0.6gジグヘッドに、スパテラ1.5inという軽量リグでもしっかりキャストでき、リグを見失わず操作できる。尚且つ、ポイントが遠い場合は、そのままキャロをリグってフルキャストも可能という懐の広さ。
積極的にはやらないけど、メバルのプラッギングにも良さげ。



何でも系クロスオーバースタイルな竿なので、何本もロッドをバッカンに差してやる気満々スタイルが好きじゃなく、駐車場からポイントまで歩くような場合や、ロッド1本に小さなポーチのみでお手軽な釣行には良い竿です。



アベレージサイズは勿論、



こんなマメのアタリも弾かずに取れます。


ただ、恐らくボクの作り方が悪く、手元まで「カン!」と響かない。
チューブラ&ブランクスルー&カーボンパーツという感度追求の王道で組んだワリには、期待した程では無いって事で、市販品よりも感度が悪いって事では無いです。

公証値は25gですが、塗装を剥いでテープ跡を消す位のローカーボンフィニッシュで仕上げれば、ティップ径1.2㎜、自重23.0g位まで軽量化できます。


因みにブランク同寸対比で台湾製の40tブランクと同程度か軽い位の仕上がりで1.2㎜ティップ。しかも元々バス用フィネスロッドなのでバットは硬い。
先は細く、バットが強いって事は、「手元バランスが取り易い」ってコトと同義なので、スケルトン系にも向いてそう。

これだけでも優秀なブランクであることが分かると思います。

チューブラ派の皆さんには是非お試しいただきたい1本です。


※追記
使い心地は悪くないけれど、イマイチ響かないんだよな。
塗装剥いて製品版よりも更に響くはずなのにティップまでしか響かない感じです。
手元に伝わるのがボヤケる感じですね。
キャストや使用には問題が無く、むしろチューブラとソリッドティップのハイブリッド的な使い心地なだけに残念。
ボクの内部構造が悪いのかもしれません。

暫く使ってみてバラシてみようと思います。



  


Posted by T&Co. at 17:50Comments(6)簡単ロッドビルド

2019年09月17日

ロッド完成

前記事のカスタムIPSを用いたロッドが完成。
自重は44.7g。
まぁこんなもんでしょ。



鱗付済。


今回はシルクを使ってみましたが、シルクは難しいね。
エポキシ塗布後の色の変化予想が難しい。

今回は若草色のシルクをチョイスしてみたが、完成後は下の色。
黒ですよ。 日に当てて良く見ると濃いグリーンと解る。

  


Posted by T&Co. at 09:15Comments(0)簡単ロッドビルド

2019年09月10日

中途半端なカーボンIPSシート

色々作らなければならない竿はあるけれど、
放置していたJAのSPI621ULを仕上げちゃおうかなと。

切掛けはIPSシートの再評価から。


中芯をカーボンに差し替えただけですが、この加工がまためんどくさいコト山の如し。
何個もIPSをゴミにしました。
これも失敗作を何とかリカバリーしたものです。
強度は接着剤の強度に大きく依存しており、使えるのはULゲームまででしょうね。
強度改善版を現在制作中です。
コレを使った竿を組んで感度とか確認してみようかなと、ロッドを組んでいます。


使うのは上に書いたJAのSPI-621ULです。
7500円というリーズナブルな価格のバスロッドですが、少し?手を加えるだけでジグ単用チューブラに最適な竿になりそうな予感がしています。
塗装を剥いてNFC的なローカーボン風に仕上げてあります。
元々SK-DPSで仮組みして放置していましたが、今回作ったIPSに合わせて組み上げてみようかと。

更に、今回はシルクスレッドにも手を出しています。
シルクは、巻いたドライ時とエポキシが浸透した時と大きく色が変わる為、テストで巻いてみないと予想外の黒になります。
今回は、若草色のようなシルクを巻いてみましたが、エポキシ後は、昔のランクルのオリーブ色よりももっと濃い黒緑です。
落ち着いた無難な黒だけど、よく見ると黒じゃない!!という変化球にはなります。
余程明るい色を選ばないと色付きにならないですね。
プリザーバーとかも使うと違うのかな?今度試してみよう。
  


Posted by T&Co. at 13:48Comments(2)簡単ロッドビルド

2019年08月29日

竿は完成していないけど製品竿は買ってます

今年買った竿は2本
作ったのも2本。制作中(放置)は6本位ある。。。。
買った竿は8.2ftと8.6ftと共に長尺ライトソルト竿。
近年積極的に2ピースの長尺竿を制作しており、その教材目的。


1本目はアピア社のグランデ―ジライト82。
前記事で写真を載せてますのでご存知ですよね。
ボクは仕様リグの関係上、82をチョイスしましたが、特に6.1ftのソリッドティップは脱初心者のステップアップには間違いの無い竿です。
エキスパートアングラーにも満足できる竿に仕上がっています。
あの価格帯で、あのブランクで出すのは反則だと思います。

使ってみて、SNSで辛口でインプレしたら、メーカー製作者より

「金玉がヒュンとした」

とメッセージが来た。




次は本命!

もっと長い86
これはお宝です!


Pro4EX SWのTFL-86EX-Rです。


ぶっちゃけスゲー値段しました。。。。


これは最近入手し、現在使い始めたばかりです。
このTFL86はTFLシリーズで最長のレングスで、その長さによりマニア受けしかせずに、世に何本出たのだろうか。。。。
ボクのモデルは2010年モデルでシリアルは09番です。
参考までにティップは0.8㎜でバットは11.8㎜です。
この細さでパキパキに硬いんです。
最初、05イグジスト2004を載せて使用したが激しい先重りなので、現在は同2506STZを載せてみて試そうと思っています。ダイワのスプール径で糸抜けに支障があれば、12ヴァンキ2500を使いまわそうと思います。


これ等を教材にして、長尺ロッドを制作しています。

  


Posted by T&Co. at 19:02Comments(0)簡単ロッドビルド

2019年08月16日

Newロッド着手

世の中のビルダーさんの記事更新が一斉に止まる謎現象(笑)



そんな中、新しい竿に着手。
…と言ってもまだ部材も全部揃っていないのですが。

何の最新技術もありません。
セオリー通り、基本に忠実に作るダケです。
特に何に使うかは考えていない。
硬めガチガチのブランクに30tソリッドを継いだ竿。

リールシートは長尺にはIPSですよ。
んで今回はコルク仕様です。


こんな感じで形成しました。
原点回帰ですよ。
数々の新製品が賑わう中、Pro4EXのP/C/Gを超える美しさの製品には未だ出逢って無い。
最終型のTFL-62EX-Rの美しさに近付けたい。
この長さだとTFL-74FX-Rのレーシングか?



まだアーバーとかも何にするか考えて無いのでマステの嵩上げで突っ込んだだけです。
ティップはブランクの先端をカットして、30tソリッドを削り出し挿入。
現状7’10位です。
ただ、バット径が13.0㎜を超えており、アジングロッドらしくない。
少しケツを切るかも。

TR76LL位のスペックで、もっとガチガチなブランクがあったらイイのに。


そういや、グランデージライトも買ったの書いたっけ?
以前、90と82で悩み、製作者であるマツモト氏や製作に携わったテスター氏からも色々聞いて、迷った挙句82を買いました。
結果は82で正解。

それ以下の番手は、作ろうと思えば作れる感じだったので。
7ft後半から上は、市販ブランクが無いの。

既に各魚種の鱗付は済んでいますが本命のアジだけは豆以上を更新できずにいます。



  


Posted by T&Co. at 21:03Comments(2)簡単ロッドビルド

2019年08月12日

ロッド手直し

お久しぶりです。
今年は好調と言われる茨城アジング。
しかし全体的に型は小さ目です。

居る所に行けば釣れているようですが、ボクこの時期は尺狙いなので全くアジの顔を見ていません。ショゴやら平・丸セイゴ、クロダイなど、外道ばかりです。





そんな釣り場でのメインタックルスーパーショア76LLですが、
作成当初は、2.5gジグ単でフルキャストではポワポワしちゃうんでイマイチかと思っていたけれど、1年間使ってみて、使い方に慣れたのか結構使いやすい竿だと気付いた。
1.5~2.0gの狭い範囲でのジグ単や5.0g位のライトキャロは使いやすい。


ただ、ガイドセッティングが悪く、急激に短足チョークしている為、コシの無い細PE使用でのトラブルが最近見られる。
キャスト時のバタつき感と言うか糸詰まり感と言うか、ポイントには届いているが、本気出せばもう少し伸びそうな気がしないでもない。
バット-チョークガイドの間隔をもう少し取りたいが、逆並2ピース構造だと気持ち的に継ぎ部付近にチョークガイド乗せたい。補強の意味で。
今からチョークガイド位置変更すると併せて先全てのガイド位置が変わりそう。
でもガイド間ベンディングの頂点に継ぎ部が来るのは強度の観点から避けたい。
でもチョット待て。継目は、ブランク二重構造で補強されていると考えれば、頂点になっても口割れだけ防止すれば問題ないのでは?
とも考え始まり迷いが出ています。
某メーカーで竿造りのプロである某PDに質問すると、ご自分で設計されるブランクはガイド位置まで想定し補強してプリプレグ巻いてるので継目近くに必ずガイドを。って事は無いそうです。
う~ん。ボクのマタギだし。やはりブランク売りして欲しい。。。


全ガイド打ち直しはメンドクサイ。でもチョークガイドが気になる。
ってことで、チョークガイドを現行のKTTG7.5から、余ってる脚高のATTG8.0に同位置で打ち替え。


ついでに取り回しに邪魔だったセパレートの竿尻を1inカット。
サボってたネーム貼りを敢行。


サブとして使っているGrandageLITE82ですが、4.0gジグ単で非常に使いやすい。
リールは前ログでギア交換を終えた12バンキC2500HGS。
アジングにはハイギア不要論者でしたが、ジグ単遠投ではハイギアは楽です。
今では旧リアルフォー機種にどうにかしてハイギア乗せたいマンに仕上がってます。
  


Posted by T&Co. at 14:09Comments(2)簡単ロッドビルド

2019年06月22日

依頼品と自分用完成

お久しぶりです。

ロッドが完成したので依頼主へ発送しました。
自重は、自身最軽量の23.6g!!



僕自身の美的感覚ではこれ以上の軽量化は「機能美」が損なわれますのでコレが限界かな?
これ以上の軽量化は意味も無いと思うので。
今回は巨匠の55RX的にグリップパーツの様々な部分を取り払ったシートだから達成できた数値です。





今回は依頼品でありながら、チタンのテーパーに試験的要素を加えました。
製品のテーパーチタンの先端から少し切って改めて削ってテーパー調整し、よりEXファストに調整した中間ガイド1個で済むハイテーパーチタン。
少しハリが強くなった気がする。テストでは問題無い感じ。
潮流も感じられるし、アタリもしっかり取れる。


次は扱いの難しい1.0チタンで挑戦しよう。


今回は材料費のみを請求させて頂いたけど、依頼主と送料の件を話していなかったので、5ft台とはいえ、ワンピースロッドのクソ高い送料の分まるっと赤字です。


ついでに自分用のリビルドも完成。
自分用は秀作と評された3年程前のR8326#1Bのリビルドブランクと、失敗パーツと端材の寄せ集めのエコロージーロッドですが、性能はなかなか優秀です。

このブランクスは薄巻きキンキンで程よくマイルドでお気に入りです。
同じような造りですが、シート内部の構造を少し変えています。

自分用のハンドルは、シングル用に短くカットし操作性を重視。
こちらは主に0.5㎜パイプを使用しているので自重は28.0gになりました。
23.6gに比べると重いですが、一般的には軽い方ですよね。


感度?
2本共に3㎝位の春に生まれた新子メバルの啄みにビックリアワセを入れる程、
依頼主は、メバル用2inシャッドテイルのブルブルが手元に伝わる!というインプレを頂戴しました。
すでに神戸でこのロッドは活躍しています。


さぁ、次は色々放置している竿を作らなくちゃ。



  


Posted by T&Co. at 09:52Comments(2)簡単ロッドビルド

2019年04月28日

SuperShoreTR-76購入

今日も明日も明後日も仕事のボクです。
世の中、僕たちのような人が居るから皆さんが楽しい休みを過ごせていることを忘れてはいけませんよ。


さて、今回は2本。
以前購入したLLをオカワリ。
あとは強めのMLを。

LLは港内用に軽量化した長尺ジグ単ロッドを。
MLはソリッド継いで2.5g以上のジグ単~フロートまでカバーする港外側・小磯専用。
コスメは2本とも全然変えるヨテー。





今回もイシグロで購入。
相変わらずマタギで買うよりも送料が安いの。

コレに合わせてシートのパイプもホーペックに特注。
GWを挟むので納期は長い。

作りたいものは結構あるけれど、重い腰が上がらないのよ。  


Posted by T&Co. at 11:31Comments(5)簡単ロッドビルド

2019年04月18日

スーパーショアTR76LLで港内ジグ単

昨夜は風が無かったので夕食後に糸を垂れに行きました。
スーパーショア76LLを持って。
この竿は、対デカアジ用のジグ単竿として制作しましたが、港内での使用感は試したことがありませんでした。
まぁ、単に愛用するAJX5917チューブラーのリールシート内の接着剤が剥がれてリールシートが回ってしまい要修理だから。

潮は下げから上げに動きだし、シャローに豆メバルのライズが見られます。


1.5gの着水直後のフォールに当たります。もっと軽いのが良さそうですね。
20チョイのまぁまぁ楽しめるサイズのメバルが釣れます。


1.0gに変更。
釣れることは釣れますが、操作性がイマイチ。

0.6gに変更。
…釣れるけど操作感度が無。これはチューブラーでは厳しい。

今日は近距離用のフィネスタックルが正解ですね。
どうも最近タックルチョイスが合わない。真逆のセッティングを持ちこんでしまう。


この1本しか持ちこんでないので、バッグを漁り自作の小型フロートに0.6gセット。
あれ?ライズはサバだったのか?25㎝位のサバが連発。
今年は何故か1年中サバが居るな。

そんな中、1本だけアジが混ざった。
多分居残り組か?


キャスト後、アイコス吸ってたらいつの間にかボトムに着底し
海の宝石がドラグを鳴らしつつ付いてきた。




うーん結論としては、港内の長尺ジグ単ロッドとしてはスーパーショアLLは正解。
ど真ん中は1.5gで適度なハリと振り抜き感が気持ち良い。
1g以下のフィネスには向いていないが。

港内で足場が高く、潮流があるような場所ではオススメしたいブランクです。
チューブラではリグウェイトのストライクゾーンが狭いけど、
1.5~1.8g程度のジグ単に関しては、気持ちよく使用できると思います。
25位のメバルなら、気持ちよく余裕を持って竿を曲げることができます。
当然尺アジでも、フッコクラスでも長竿故の余裕のやり取りが可能です。


しかし外洋向きで2.5gメインにするなら、L~ML位の方が良いかも。
ボクの使用目的はこれ。
2.5g以上になると、キャスト時のティップのキックバックが大きく、気持ち良くない。

ボクはLLをダブルハンドルの毎回フルキャスト仕様で作ってしまったので、港内使用ではハンドルが長くてフォール中とかセパレート部が長くて邪魔になる。

うーんスゴくリビルドしたい。

  


Posted by T&Co. at 14:16Comments(0)簡単ロッドビルド

2019年04月16日

依頼製作中

元々ムラっ気があり、気が向いた時しか触ないので時間が掛かり、尚且つ自分の作りたい形にしか作りたくないのでオーダーを受けるには全く向いていないボクです。
何か芸術家みたいな事言ってるけど、単にムラっ気で我儘なだけです。

そんなボクが冬にオーダーを受け、何とか春を迎えて何とか竿の面影が出来てきました。


アレ?この写真の角度では前後不明ですね。
イタリア語で文字入れした方がハンドルです。
エンドパイプが長い感じだけどそんなに長く無いです。
巨匠のTFL-55的なビジュアルにしました。
この形は反響が長く残る気がします。
「サスティン」ってヤツですかね。
良く知らんけど。

トップのチタンは先端を切って13cm位で1.2から0.6迄テーパー出し直しました。
少しだけシャープ感出したけど、コレがチタンの特性を殺してしまったのか不安です。


バットガイドのみテープ止めで乗せた状態で現在22.8g。
なんとか25gで仕上げたい。

難しいか?

ココまで作った段階で、インスタグラムからインスピレーションを受け新たな手法を試したくて㈱ホーペックの社長に見積りを依頼。。。。
今度のパイプは3kクロス無研磨の外径18.5㎜/内径17.5㎜です。
勘のいい皆さんにはお分かりでしょう。
前に特注した外径16.0㎜の3kパイプなんて半分も使ってないのに。
50㎝1本まるっと残したまんま。



先日仙台で振ったソルセンの76MHの感触が思いのほか良かったのでソレっぽいモノを作ってみようと考えています。
最大の難関はブランクなんだよなぁ。。。
現在2本の候補で悩んでいます。
  


Posted by T&Co. at 14:02Comments(0)簡単ロッドビルド

2019年03月27日

ロッドネーム印刷


昨今のアマビルダーさんのネーム入れは手書きにシフトしつつありますが、
未だにテプラのお世話になっているボクです。



先日は依頼品ロッドのネームを作成しました。

ボクのネームは基本定型文なので、普段と違う何かに特化した竿でない限りロッド毎に文言は変わりません。
なので印刷するときに一気に印刷し、湿気対策したジップ袋に保管してきます。

しかし今回は、依頼者がイタリアに長期赴任されイタリア語が堪能であることから、
ネームもサプライズでイタリア語で入れちゃおうという魂胆です。






まぁ、いつもの定型文をイタリア語に変換するだけって話です。
それも昔なら英伊辞典を何時間も睨む作業ですが今はそんな問題もインターネットが簡単に解決!

...と思いきや、問題が!!

google先生が役に立たないこと山の如し!

単語でのgoogle 翻訳変換は出来るけど、文章になると翻訳してくれない。

そして厨二病的な単語の翻訳は曖昧で正確性に欠ける。
出来た文章を英語に逆翻訳すると違う文言に。。

「Super」が「Great」に変わるなんて可愛いモンですよ。

仕方なく単語毎に翻訳して並べていくが、そもそも文法が英語と違うのかどうかも分からず、単語の前に来るのか後ろに来るのかも分からない。
訳の分からない接続詞まで途中に出てきたり。。。

結局、依頼主にメールで翻訳をお願いし文字起こしで結局サプライズにはならず!!

教訓。余計な事はしない方がいい。


そして現在、リールシートから作成。
ボクは皆さんと違い、パーツ毎にネーム入れを行っていくので、パーツ製作の色々接着前ですがネーム入れも同時進行です。

これもイタリア語です。
今回買いだめしたデカール用紙は、溶剤への耐性がすこぶる低く、定着&境界消しのプライマーに負けて縮んでしまう事が多いクソ製品です。
今回も縮まなければ良いのですが。。。
  


Posted by T&Co. at 11:40Comments(0)簡単ロッドビルド

2019年03月22日

珍しく依頼製作しています。

ボクにしては珍しく、人様の竿を作っています。
費用は材料費のみという修行の為の製作。
依頼主にとっては初のオリジナルロッド。
既に数々のセレブロッドを使っているので、高級感は無くとも市販品には無い繊細さ・感度、そして圧倒的な軽さを体感してもらおうかと。



ブランクスはSM8325#1に特注0.25㎜ハンドルパイプ。
シートはDPS-SKにシートパイプも特注クロスカーボンと色々盛り込んでいます。

リールシートもメンドクサイ加工をしています。組んではバラしを繰り返し、14ステラ2000にギリギリ合わせたリールシート。
一般製品はS社・D社の1000~2500番台に対応すべくスクリューを長めに作っていますが、これがキャストを繰り返すと手にアタリ痛くなることもあるし、何より美しくないよね!
リールをセットした状態で、フード前後にスクリューがツライチでハミ出さないように隠すのがボクのコダワリです。
でもコレ、締め込み繰り返すと位置が若干変わってくるのは御愛嬌です。


DPSのフードを剥がして仮組みで7.7g
これからフードにロービングを巻いて補強します。
本音はアジメバル如きに補強は不要かと思いますが、実は剥がす際に炙り過ぎて変形しちゃったので、リカバリーの意味も込めて。
最低限の補強で完成は9.0gを目標にしています。
現在のチタンとガイドを除くパーツ類で18g台。
頑張れば最軽量も夢じゃないけど、ビジュアル的にも拘りたいのでアンダー30gが目標です。

作業の遅いボクなので納期は秋ですが、出来るだけ早くお届けできるよう頑張ります。


あ、基本的に他の方からの制作依頼は受け付けておりませんのでご了承願います。
パーツやASSYの販売もしません。  


Posted by T&Co. at 12:23Comments(0)簡単ロッドビルド

2019年02月23日

JAのNew低価格ブランクSPI621ULについて

本来はバス用フィネスロッド。

ジャストエースにしては頑張った1.3㎜ティップは塗装を剥ぐと1.2㎜になる。
かなり柔らかく、振った感じはソリッドティップに近い。
低弾性カーボンのコンポジット?
全体的に低弾性でバット強化してるの?
作り方によってはテンションオフのアタリも取れるチューブラーに?
バット径は10.0㎜で太く、流石バスロッドというところ。

コレは黒い塗装のみをある程度落とした状態。
ココから更にテープ跡も落とします。

今回珍しくJAブランクに手を出したのはこのティップ径。
この価格でこのティップ径は無かった。
新しいマンドレルを作って、不良品(B品)率が高く歩留まりが悪いと言われる細いティップのブランクを1ピースで作ったファイブコア社(JA)の決断力を評価したい。

当然ボクの買ったブランクもティップが曲がっています(笑)
台湾ならBB品かも。これは仕方ない。細いティップのブランクって量産品で作るのは難しいらしいです。

カタログにはファストテーパーと記載していますが、ティップから50㎝以降の場所から徐々に力を溜め始まるのでレギュラーファストと言った方が良いかな?
なのでカットしてショートロッドにするのはオススメしない。
柔らかいティップと、太くて粘るバットの組み合わせとなる6ft台で作る事をお奨めしたい。
延長もフワフワな竿になりそう。
JAの低価格ブランクの割にハンドルジョイントではないブランクスルーな竿が作れます。



コレは塗装剥離し、NFC(ノースフォーク)のローカーボンフィニッシュ的なビジュアルに。
見た目だけでNFCは独自のブランク製法なので性能も価格もこの税込8100円のブランクとは全く違うと思う。
これにDRSSで組めば見た目はみんな大好き「インクスおじさん」ロッドの低価格版みたいになりますね(笑) 作らないけど。




さて、塗装剥離して気付いたんだけど、スパインが分かり易い。
写真で分かる通りプリプレグ巻いた端の部分が一般的にこの部分付近が硬い背骨になります。
この背骨位置をガイド設置場所を合わせることによって、シャッキリ感を残したり、ズラせばよりフワ感強い巻き主体の竿もなりますね。
うーんこれは面白い竿に化けそうだ。


まぁ、何が言いたいかって、
チューブラー大好きマンには、一般的な1g前後のジグ単をチューブラーで快適に使える竿が出来そうですってコト。
塗装剥離は面倒だし体にも良くないので強く勧めませんが、ブランク自体は手の出しやすい価格も国内流通も良くオススメしたい1本です。

  


Posted by T&Co. at 10:49Comments(0)簡単ロッドビルド