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2022年05月23日

ウエダPro4EX

茨城県中央部の小規模漁港でも安定してアジの顔を拝むことが出来るようになり、今年制作したブースターティップやらをやっとテストできる環境になりました。
そこで以前購入して当家の宝物殿に展示されていたウエダのPro4EXを持ち出しました。
使用したのは2012年モデルのST-68EX(スティアー)です。




コレは皆さんが使用しているウエダのSWフィネスではなく、バスロッドにカテゴライズされています。
スティアーって昔EXシリーズになってからカタログ落ちしてたはずですが、2010年頃に突如復活した経緯があります。昔のスティアーは無ボロンの小型ファーストムービング系向きのロッドだった気がしますが、このロッドは高弾性パキパキのLim-TR1000の40tブランクを使用しています。チューブラ竿なので素では曲がらない「棒」なので、もしかしてSWライトゲームには全く向かない竿なのでは?と思っていました。

今回は05イグジスト2004STZをセットしダメもとで1.3gを放ってみましたが、普通にすっ飛びます。

ウエダPro4EX

バットはKガイドの全6個仕様で、糸抜けは素晴らしいです。
自作のATガイドセッティングでは、キャストの際は多少なりともラインが抜ける感触があり、それが普通だと思っていました。Kガイドの竿はブルーカレント等も所持しておりそのガイドに糸が抜ける感覚は普通と思っていましたが、このスティアーはガイドに糸が抜ける感触がありません。
これはセッティングの妙なのか。元々この竿は、バットガイドの位置が遠くにセッティングされていることも要因の一つなのか?
足高のKL-Lガイドが好きじゃないので、ライトゲームにはATガイド一択だったのですが、PEを使用する際は、キャスト時稀に絡む時がある為、KL-Lのような足高すぎないKLガイドの選択肢も有りだと思った。


で、1.3gジグヘッドの操作感もあり、岸際に寄っている超小鯖のアタリもしっかり感じます。
釣行日は平日潮止まり時間帯で、隣の堤防の世通しサビキ師も居らずアジがシャロー迄差して来ない状況下ながら豆アジ数匹と20㎝チョイの豆サバに遊んでもらい、「近代アート」とも云われる最後のPro4EXの使用感を堪能しました。
この頃の巨匠は、会社が解散する事で、残りの限られた材料を使用しつつも会社からのデザイン上のブレーキが取り払われ好き放題に作っていた時代で、市販品としてのバッファーを無視した際どい作品が多いのが特徴です。
ボクのこの竿も、EVAの造形も洗練された造形で素晴らしい作品です。
ウエダPro4EX

これ等の2008年~2013年のウエダ竿への憧れがボクのロッドビルドの原動力となっており、同じような見た目の竿を作り続けておりますが、未だ先生にお見せできるような竿は出来ていません。
ウエダPro4EX


コレはアソコでPeラインを使った2.5gジグ単も良いのでは?




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