XXXT-69制作開始

T&Co.

2024年02月20日 10:03

横浜FSの巨匠ブースで触れ、先生曰く「豆アジ用ロッド」と言われたXXTシリーズ。
前作のXTよりも繊細さが増し、更により機能美が磨かれた竿。



こう見ると、和彫りにも見えますね(笑)


この豆アジ用ロッドというコンセプトを踏襲したロッドを作ってみる。
数が釣れない茨城で、掛けるまでのプロセスと、掛けた1匹との対話を重視したロッドです。





手持ちのブランクはあるけれど、作りたい竿に合致していないので新たに買い足す。
併せてガイドのストックも買い足したら、支払が60k超えた。エアリティSFSTを買ってもお釣りが出る。
売るほど持っている小型番手のリールを買い足すのと、クソ竿を無駄に量産するのとどっちが幸せなのか。。。






ベースは台湾製TRZ6810。
35t&40tのトラウト用ブランクだけど、手に取ったら想像した程フニャフニャじゃないので、短くチタンブーストを継いで1.0g以下の極フィネス用に作ります。
今回触れたXXTよりもさらに繊細なLim Finesse tuneモデル。

で触れた感じは
細くした5914。素直な柔らかさでは無い。
負荷が掛かると#1の全体が入っていく。#2が細いガチガチの棒。
ベリーが入るレギュラーテーパー。
なかなか使いづらいぞ?


うーん、巨匠のXXTとはだいぶコンセプトがズレたぞ。
でもこの特性を活かせれば0.4g位で活躍する面白い竿ができそう。

とりあえず継ぎ口をロービングで補強し、穂先はチタンブーストで穂先の張りと曲がりが歪にならないよう調整。


今回もシルクで巻こう。何色にしようかな。。。


次にリールシート。
治具を作り直したのでIPSでPCGで組もうかとも考えているけど、細くて軽いブランクならスケルトンの方が似合いそう。
どちらも作ってみて似合う方を採用しようかと思ったけど、どっちも良いなぁ。


余った方は次に製作予定のLG7625で使うつもりなので無駄にはならない。




でEVAの粉まみれになりつつも削っていく。
憧れのPro4EXのPCGになるように手本を見ながら。
削り出し用の治具も作り直し目指す形に削る。
まずはKDから


次はIPS。


ブランクが細過ぎてバランス悪いな。


折角ベランダに切削器材を持ち出したので仕舞う前にLG7625の分も作っちゃった。






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