以前コメントでジェットボイルさんが所持しているドリコンスリー81F椿のお話が出ておりましたが当時、
実はボクもドリコン竿を発注しており届き待ちでした。
届いたのは
80MH。チューブラ好きなので。
リールは出番が無くて埃をかぶっていた19セルテ2500S-XHを組合わせました。
とりあえずセルテートには0.6号と替えのEXのSSスプールに0.3号を巻いて、明るいうちからいつもの場所へ使用感を確かめに行きます。
とりあえず普段の釣りから始めるため、EXスプールに交換。
いつも使っている1.3gJhを投げてみます。
スペック上は2g~と記載していますが…普通に使えます。
まぁ、ワームがケイテック2inなので。
一気に上げて尺D5.0gのマイクロワインドで小型フラット狙い。
程よくソフトなティップが良い仕事をしますね。
使ってみて#1と#2は素材が全く違うことは良く解ったけど、この組み合わせが凄くマッチしていると思う。
このティップの柔らかさはどんなプリプレグをどう巻いているのか。
こんな事が気になってしまうロッドビルド脳。
ソフトで良く入るティップの♯1にガチムチの♯2、弾性、テーパーの違う2ピースの組み合わせは、
往年の銘竿ウエダのスプリットショットスペシャルと同じコンセプトですね。
でそんな事を考えつつピョンピョン巻いてるとコココ!っとアタリにアワセを入れるとフッコ。
ロッド的にはこのサイズも緊迫感なく楽しめる位の余裕がありますが、ラインが0.3号なので少し慎重に。
急な突っ込みにもベリーが受け止めて追従してくれます。
こんなサイズを3本楽しんじゃったら持ち込んだ10g、14gJHも試さないまま夕マズメのプライムタイムに差し掛かり1.3gジグ単に戻しケイテックのシャッドインパクト2inのドリフト。
※5g以上はPe0.6号のスプールに交換しなくちゃいけないからメンド臭かったのだよ。
感度に関しては、普段の自作竿ではドリフト中にも明確に感じる「テンションオフ」でのアタリが、80MHでは違和感として感じる程度だが、必要充分な感度だと思う。
翌日の朝マズメも!と思ったら目覚めたのが普段通り…
出勤と同様の時間に家を出て1.5時間勝負!
すっかり陽が上り朝マズメは終了しており、いつものヨレにはアジ不在。仕方なく前日同様に5gの尺Dで白のイージーシャイナー2inで沖へ遠投し小型フラット狙い。
ボトムまで落とすとコン!っとアタリが。
上がったのはアジ。
手前のヨレでは姿を消していたのに沖のミオ筋のボトムに付いていた。
今迄はこの時間アジは抜けちゃうと思い込んでいたが、軽いリグでは届かない位置に居たのか!
もう10年以上通っているポイントだけどまだ知らない「引き出し」を見つけてしまった。
で竿の初期インプレだけど、幅広いリグに対応できるオールラウンド型ロッド。
ミニマリストが1本だけロッドを持ち込むなら迷わずコレ。
ブルカレ85TZのベリーの柔らかさが気に入らない人もこれは気に入ると思う。
次はまだ試していない7g~10gJHでのフラット狙いと5g~12gのメタルジグも試そうと思う。
ボクの次期制作ロッドの方向性も見えた良い竿でした。