TR-76LLって廃盤なのね。

T&Co.

2021年02月01日 17:00

1月の特選ブログに選出されたにも関わらず前月の記事が2件という体たらく。
安定のペースです(笑)

昨年5ft台の竿は作ってませんでした。特に最近はチタンを1本も継いでいません。
なぜなら、沢山持っているうえ、ショートロッドが活躍するような港内常夜灯下のような足場が低く整った場所で釣りができる環境が減っているから。そういった場所以外でアジが釣れそうな場所を探すとなると、ショートロッドでは厳しい場所ばかり。
足場が高かったりテトラ帯だったり遠浅で飛距離が必要だったり。
そうなると必然的に竿は長く、バランスをとる為にリールのスプール口径も大きくなります。ボクのリール達も、2500番台が増えてきています。

この密を避ける渦中、アウトドアや釣りが一時的に脚光を浴びておりますが、あのバス釣りブームのような地域産業振興の為の歓迎ムードは一切なく、排他的感情渦巻く全国の海辺の町は釣り人の漁港締め出し一歩手前です。

港内でこそ真価を発揮するショートロッドよりも、河口や突堤などで使う長尺ロッドが今後需要は伸びるのではないでしょうか。
特に7.4~8.5ft。
多くのメーカーさんは、長尺アジングロッドのラインナップが非常に薄いよね。何となく6ftの竿のスペックを基準にレングスアップしました的な竿が多い。明確はコンセプトを持った長尺竿は数える程で、それぞれに既に信者的ユーザーが着いてます。ソルセンとかその辺上手いよね。アレはプロダクターが巧いのか、テスターの説得力が高いのか。


そんな中、マタギのライトソルト用ブランクスーパーショアTR-76LLが廃盤になっていた。
えぇ⁉いつの間に?と思ったら昨年2020年のカタログから既に無かったのね。
スーパーショアTR-76では、76LLと76MHが廃盤。
なぜ?あんな優秀なブランクが廃盤になってしまったのか。。。。

あんな長尺チューブラー向けのブランクは中々無いのに。
手持ちにあと1本持っており、エアリティー購入に合わせたバランスの取れる竿を作ろうと思って、2ピースのジョイントセクションをカーボンテープで追補強したばかりですが、このブランクは、もっと技術力が上がってから、もっと繊細かつ飛距離が必要な釣り場を発見してからそれに合わせて作った方が良いかな?


うーん。今手持ちの長尺ブランクはSM8325とウエダの82ブランクとTR76LLしかないんだよな。1本買い足しておきたい。
実はマタギに最近確認したら、まだ4本在庫があるらしい。
ボクは先々を考えて今後も手に入るブランクを買おうと思っている。
次はTR-78かな?
NFCもスズキブランクもパリッと感が無くボクの好みじゃないんだよね。

ボク的には「曲げて獲る」ではなく、「キャストからアワセが決まるまで」の方が重要なんです。


って事で、写真無しも寂しいので、TR-76LLで先日釣った凄く痩せた長細いメバル(銀メバル)を載せておくね。


この位の細さなら、足場が高くてもシンカーアジング03号、リーダー0.6号で余裕で抜けます。

もっとデカい銀メバルも掛けたんだけど、ネット持って行かなかったので、テトラにずり上げようとしたらラインブレイク。
意外と丈夫なブランクです。


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