JAのSPI621ULを使ってみて
今年のフィッシングショーで数少ないビビっ!ときた新製品。
Justaceの新製品SPI621UL。
春先に購入し暫く放置していましたが無事完成し最近、近所の港で試しています。
結論ですが、アリです。
タングステン3.8㎜にレンジクロスSSの自作0.6gジグヘッドに、スパテラ1.5inという軽量リグでもしっかりキャストでき、リグを見失わず操作できる。尚且つ、ポイントが遠い場合は、そのままキャロをリグってフルキャストも可能という懐の広さ。
積極的にはやらないけど、メバルのプラッギングにも良さげ。
何でも系クロスオーバースタイルな竿なので、何本もロッドをバッカンに差してやる気満々スタイルが好きじゃなく、駐車場からポイントまで歩くような場合や、ロッド1本に小さなポーチのみでお手軽な釣行には良い竿です。
アベレージサイズは勿論、
こんなマメのアタリも弾かずに取れます。
ただ、恐らくボクの作り方が悪く、手元まで「カン!」と響かない。
チューブラ&ブランクスルー&カーボンパーツという感度追求の王道で組んだワリには、期待した程では無いって事で、市販品よりも感度が悪いって事では無いです。
公証値は25gですが、塗装を剥いでテープ跡を消す位のローカーボンフィニッシュで仕上げれば、ティップ径1.2㎜、自重23.0g位まで軽量化できます。
因みにブランク同寸対比で台湾製の40tブランクと同程度か軽い位の仕上がりで1.2㎜ティップ。しかも元々バス用フィネスロッドなのでバットは硬い。
先は細く、バットが強いって事は、「手元バランスが取り易い」ってコトと同義なので、スケルトン系にも向いてそう。
これだけでも優秀なブランクであることが分かると思います。
チューブラ派の皆さんには是非お試しいただきたい1本です。
※追記
使い心地は悪くないけれど、イマイチ響かないんだよな。
塗装剥いて製品版よりも更に響くはずなのにティップまでしか響かない感じです。
手元に伝わるのがボヤケる感じですね。
キャストや使用には問題が無く、むしろチューブラとソリッドティップのハイブリッド的な使い心地なだけに残念。
ボクの内部構造が悪いのかもしれません。
暫く使ってみてバラシてみようと思います。
関連記事