超軽量ロッドテスト・・・むむむ
西日本や日本海側を中心に猛威を振るった最強寒波も落ち着き、昨晩は3月頃の陽気で、しかも風が弱い。
夕食後、少しだけ新作ロッドを持って近所の漁港へ行きました。
0.4g~1.0gまでをテスト。
今回のブランクは、SM8320#1を使っていますが…
非常に柔らかい。
0.4gが0.8g位の感覚でキャスト可能。
巻きの釣りに向いてるが、縦の釣りは苦手な竿か?
釣果は、年越しハゼ2匹とメバル2匹。。。
茨城は例年通り今時期特有の「死の海」になりました。
表層引きで出るロりメバル食い上げの反転食いでは、「ゴゴン!」っと大きく出るアタリにビックリアワセ。
リフト動作は、ブランクティップが柔らかいのでティップが入ってしまい、機敏なリフトアクションは不得手。
今時期のボトム中心の釣りでこの竿では、人間感度の低い僕には根掛かりと居食いの判別が困難。
根でスタックし易い。
フィーリングは高級エリアロッドのような感想です。
磯1で作るロッドと同じような感覚。
これは、8320の柔らかさと、1.2㎜を17㎝というチタンの相性が合ってないんだと思います。
一度ティップをバラして、径・長さを再考した方が良いかな。。。
ティップが柔らかいと、ハンドルの反響感度云々よりもティップでアタリを取っちゃうから
超軽量パーツが生かせてない気がします。。。。
最大のダメポイントは、キャスト時のティップの遊び。スパッて降ったあとのポヨン...てティップのブレが大嫌いです。
全くシャープさが足りん。
ダルい。
総合点は低い...
次作の構想どころか、改修を考えなくちゃ...
ショートチタンで出来るだけ軽くし、ブランクがチタンの重さに負けないように、
尚且つティップのテーパーをイジって繊細さを維持出来れば使える竿になるかな?
8326で作ってれば、こんな苦労は無かったか...
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